こんにちは。
「入門 監視」という技術書を読んだので、その記録です。
読んだモチベーションとしては、普段サーバーサイドエンジニアをしていて、業務の中でアプリケーションやインフラなどでアラートが飛んできた時に色々対応したり見たりすることも多いですが、雰囲気で数値などをみてたり、今までの経験から対応してしまってることも多く、ちゃんと監視に関する知識がないなと思ったのが1つです。
あとは、最近関わってるプロジェクトに Datadog APM を入れて、いろいろアプリケーション内の数値なども見れるようになったけど、もっとこの情報をうまく活用できるようになりたいなと思ったのもきっかけの1つです。
感想
A5サイズの本で、ページも200ページくらいなのでサクッと読めました。
内容も入門というだけあって分かりやすかったです。
ツールの使い方とかはほぼ載ってなくて、いろいろなレイヤーごとに何を監視すべきかなどが分かりやすく解説してありました。
構成は、
- 1章 監視のアンチパターン
- 2章 監視のデザインパターン
- 3章 アラート、オンコール、インシデント管理
- 4章 統計入門
- 5章 ビジネスを監視する
- 6章 フロントエンド監視
- 7章 アプリケーション監視
- 8章 サーバ監視
- 9章 ネットワーク監視
- 10章 セキュリティ監視
- 11章 監視アセスメントの実行
という感じです。
前半は、監視とはどういうことをするものなのかや、どうやって監視をしていくかなどについて書いてありました。
後半は、ビジネスやアプリケーション、サーバーなどいろいろなレイヤーでの監視の方法や取るべき数値などが説明してありました。 最後の方のネットワーク監視・セキュリティ監視は、僕に監視する以前にネットワークやlinuxに関する知識が足りなくて難しかったので、軽く読み流しました。
監視についてしっかりとした知識がなくて、これから勉強していこうという人にはぴったりな本だと思いました!
いい本だし、読むの早い人なら2日くらいで読めるので興味ある人はぜひ読んでみてください!