ishikawa_pro's memorandum

若手webエンジニアの備忘録です.

Swift Node.js Docker AWS etc...色々やります。

Heroku Container Registoryについてザックリ調べた

こんにちは。タイトルの通り今日は本当にザックリ調べました。今回は、コンテナを使ってデプロイできるPaaSサービスを調べてみた第2弾です。そして、今回調べたのは、Herokuです。よくHerokuは便利だという声は聞くので興味はあったのですが、AWSでインフラの勉強もしたかったのであえて手を出していませんでした。ですが、HerokuにDocker Containerを使ってデプロイできるサービスがあり、自分が開発してるアプリのDocker imageを使ってデプロイができそうだったので調べて見ました。

サービス

今回調べたサービスは、Heroku Container Serviceです。Google App Engineのようにコンテナを使ってデプロイできるサービスです。

料金

料金プランについてです。
www.heroku.com
freeプランがあるので、それだけ紹介しときます。

free プラン

料金については、クレジットカードを登録すれば 1000 free dyno hoursほど使えて、登録しなければ550 free dyno hoursほど使えます。クレカを登録しなくても550 free dyno hours使えるなら、開発期間中はクレカを登録せずに使っていても良いかもしれないですね。
憂慮すべきことは、30分間アクティブじゃない時間があるとsleepすることですね。New Relicというアドオンを使って定期的にpingでリクエスト送ってsleepしないようにするのが定番みたいなので、問題なさそうですが。
freeプランは、Heroku PostgresやHeroku Redisも無料枠が用意してありとりあえずサービスを一個立てられるようにはなっているみたいですね。

できること

次回、別の記事としてまとめると思いますが、簡単に紹介します。
Heroku Container Registry用のCLIツールがあり、それを使ってimageをpushしてデプロイするような感じのようです。あとは、オリジナルのimageが使えるようなのでかなり良さそうな印象です。

まとめ

前回と合わせて4つのサービスを調べてみて一番お金がかからずにサービスが立てられそうだったのは、やっぱりHerokuだと思います。しばしばHerokuは良いという話を聞くだけあるなと感じました。Heroku Container Registoryのできること的には、まさにこのサービスを探していた!という感じだし、たまたまDBもPostgreSQL使っていたので、そんなにAWSから移るの大変じゃなさそうだからもうHeroku使うことにします!
今日の内容は本当にこれだけです。次回は実際にdeployしてみて記事にまとめると思います。
それでは失礼します。

コンテナでデプロイできるサービスについて調べた

こんにちは。
前回の記事で書きましたが、先月AWSの$40のクレジットを使い切りました。それで、AWSから別のクラウドに乗り換えることを視野にいろいろクラウドサービスを調べてみました。

はじめに

現状の構成としては、AWS のECS + RDS + ALBという構成です。ECSはt2.microのEC2インスタンス1つをECSで管理して、コンテナとしてはRailsコンテナを1個置いているだけです。RDSでは、PostgreSQLを使っていました。ECSを使ってた理由としては、Dockerを使うのが好きで作ってるアプリの開発環境もDockerで管理しておりコンテナを使ってデプロイしたいなと思っていたのと、はてなサマーインターンAWSハンズオンでECSとかを使ってPerlのWEBアプリをデプロイした経験があって、ハンズオンで理解しきれなかった内容をしっかり理解したいなと思っていたからです。

ECS使ってて思った事

自動化するところまではやれてなかったけど、プログラム書き換えてdocker build と pushして、コンテナを立て直すだけで書き換えたプログラムが反映できたのは結構イケてるなと感じました。でも、EC2をクラスター管理してたわけでもなく、 オートスケールさせたわけでもないので、ECSじゃなくてもよかったのかなとちょっと思いました。

調べたこと

AWS, Azure, GCP、3サービスの無料利用枠について調べました。(僕は、すでに3サービスの無料利用期間は終わっているので、常に無料でできる枠を調べました。)
まずは、AWSから
aws.amazon.com
一部紹介すると、

  • AWS Lambda → 100万件/月の無料リクエス
  • Amazon CloudWatch → 10個のカスタムメトリクスおよび 10 件のアラーム
  • Amazon Cognito → 50,000 MAU/月
  • DynamoDB → 25 GB

などなど、23個の常に無料で利用できるサービスがありました。他2サービスと比べると、自分の作ったものをデプロイできるサービスが無くて若干物足りない感がありました。

続いてMicrosoft Azure
azure.microsoft.com
こちらも一部抜粋すると、

  • App Service → 10 Web、モバイル、API アプリ
  • Functions → 100万 回(1か月あたりの要求数)
  • Container Service 完全無料

などなど、29個のサービスが常に無料で使えました。App ServiceやContainer Serviceが無料で使えるのは一見良さそうに見えましたが、Linux / Windows Virtual Machinesは無料ではないため、実質無料ではなかったです。ですが、Machine Learningが2 sheet無料で使えたり、Face APIなどのCognitive Servicesに無料枠があるのは、色々遊び甲斐があるので良いなと感じました。

最後にGoogle Cloud Platform
cloud.google.com
こちらも無料枠を一部紹介すると、

などがありました。数としては、15個と少ない印象ですが、他のサービスと違い一番安いインスタンスが無料で使えるのと、GAEが無料で使えるのがかなり魅力でした。

比較してみて

これ以外にもHerokuなど色々サービスはありますが、今回は上記3サービスを比較しました。調べた感想としては、AWSが一番無料枠は寂しいような気がしました。あとは、どのクラウドサービスもデータべース系はNoSQLのサービスしか無料枠がないので、結局多少お金はかかってしまいそうですね。
一番良さそうだと感じたのは、Google App Engineでした。サービスが無料なのと、GAE用のdocker imageがあって、それを使ってimageを作ってデプロイするので、(間違ってたらすいません)、現状のDockerでの開発環境が活かせそうだったからです。
今後はもう少し別のサービスを調べて見てから(Herokuとか)、実際に使って見て記事を書きます。
なんか雑な調査だったし、雑な記事でしたが今日はこの辺で失礼します。

AWS Educateのクレジットを使い切った

こんにちは。
またお久しぶりです。ちゃんと更新するとか言って結局できてないです。
12月入ったので気合を入れ直して頑張ります。

今日はあんまりネタもないので、AWS Educateから発行してもらったクレジットを使い切ったことを書いときます。

10月くらいからiOS開発の勉強がてら技術ブログのニュースアプリみたいなものを作っています。(昔作りかけたものをやり直してる)
サーバーサイドはRailsを使っていて開発環境をDockerで構築して、AWSにデプロイしています。AWSの費用は、AWS Educate に登録して$40のクレジットを発行してもらって使っていたのですが、先月一気に使い切ってしまいました。笑
理由は先月からALB + ECS + RDSの構成でちゃんとアプリが動かせる段階まできて毎日1日中稼働させてたからです。ちゃんと料金を見積もらずに、t2.microだからそんなにお金かからないだろうと稼働させ続けてました。そうしたら、11月25日くらいの朝にスマホの通知欄に自分で設定していた料金アラートがメールで来ててめちゃくちゃ慌ててインスタンスとか全部削除しました(笑)。 料金アラートは$35ドルに設定していたのですが、11月までに$10近く使っていたので今月は初めてAWSに料金を払うことになります。

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今月の使用量(グラフの中の値はドル)
まあでも軽く個人で使うくらいなら月4000円くらいで収まるなら安いのかな?
来月から自腹を切るかどうか検討中
皆さんもご利用は計画的に!

Docker + PostgreSQL 永続化の話

こんにちは。ちゃんと更新しています。
一年くらい前に、DockerでPostgreSQLコンテナを立てる時に永続化させる方法を書いていました。
ishikawa-pro.hatenablog.com
僕のブログのアクセス先の8割は👆の記事なのですが、貼ってあるDockerfileを実行しても動かなかったり、色々変なことしててずっと書き直したいと思っていました。だからは今日はもっとシンプルでベターなやり方をメモっときます。

参考資料

Docker

Docker

使うイメージについて

今回使うイメージは、PostgreSQLの公式リポジトリです。
imageのバージョンは雑にlatestです。
https://hub.docker.com/_/postgres/

データコンテナの作成

まずは、データコンテナ作ります

docker create --name dbdata postgres

データコンテナは、起動する必要がないのでdocker createコマンドでコンテナだけ作っておきます。

データコンテナにpostgres imageを使う理由

データコンテナのためにbusyboxとかを使う人も多いと思います。今回postgresイメージでデータコンテナを用意している理由としては、

  • 同じイメージを使えば、別のイメージをpullする必要がないから余分な容量を消費しない
  • posrgres imageでデータコンテナを作っているからパーミッションが正しく設定されている

などのメリットがあるからです。

データコンテナをマウントしてpostgresコンテナを起動

--volumes-fromオプションでデータコンテナの名前を指定してマウントさせてpostgresコンテナを起動すれば永続化完了です。

docker run -d --rm -p 5432:5432 --volumes-from dbdata postgres

ユーザーとパスワードを指定しなければ、

  • user : postgres
  • password : mysecretpassword

です。
テーブル作ったりしてからコンテナを消して、データコンテナをマウントした違うコンテナを立てて見れば永続化されてることが確認できると思います。
詳しいpostgres imageの使い方とかは公式のdocumentを見てください。

終わりに

1年前の記事よりかなりスマートにできたと思います(笑)。docker-composeも活用すれば、いい感じの開発環境が構築できそうですね。
間違った解釈をしていたり異論があればコメントください🙇
今日はここら辺で失礼します。

はてなインターンでブクマ数100倍にしにいった話。

お久しぶりです。ishikawa_proです。
ブログは246日ぶりの更新です笑
なんと、はてなのサマーインターンシップに参加して来ました!
developer.hatenastaff.com

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体験記に入る前に

自己紹介

id:ishikawa_pro
島根出身
岡山在住
大学3年生
はてなブックマークアプリ開発コース
twitter: ishikawa_pro (@akira_system) | Twitter
好きな言語
Swift
Ruby
Delphi

はてなについて

はてなのサービスは、はてなブログを過去にやっていましたし、はてなブックマークは技術ブログの記事をよくブックマークするのに使っています。会社としては、一方的に知っているエンジニアの方がいたりして技術レベルが高いイメージは前々からなんとなく持っていました。

応募した理由

前から、大学3年生になったらweb系の企業のインターンには絶対参加しようと考えていました。どんな風に企業を選んでいたかというと、RubyとSwiftはちょっとだけ書けるから、どちらかの言語を使うインターンを探していました。また、将来モバイルアプリの開発に携わってみたいと思っていて、Swiftの力をもっと伸ばしたいとも思っていました。
特に、はてなインターンは、評判が良いし歴史もあるし有名なエンジニアの方も多いし、倍率高そうだから記念受験的な感覚でダメ元でエントリーしました。

体験記

前半課程

前半の2週間は午前中が講義で、午後は講義を踏まえて課題に取り組むという感じでした。講義内容は、Webサービス開発、上から下までがテーマで、Perlの講義から始まり、DB、WAF、Swift or javascript機械学習AWS講義、インフラ、デザイン、サービス企画など、本当に充実しています。課題は必須課題とオプション課題があって、楽勝で必須課題が終わった人はオプション課題を思う存分できるので暇になることはないです!僕自身は、全体的に自分の実力よりも課題のレベルが高かったので、必須課題をこなすのに必死でした。基本的に課題でひかかっている時間はなくて、ひかかったら即メンターの方々に聞くようにするといいです。メンターの方々はとても親切に分かりやすく説明してくださるので僕みたいに少し実力が足りていない人でもなんとかなります。

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講義の様子
講義の内容は全て繋がっていて、最終的にはブログサービスをAWSへデプロイして使えるようになるところまでいきます。そして最終課題でオリジナルの機能を実装します。短時間で追加機能を実装するのは大変でみんな苦戦していました。僕はiOSのアプリでSpeech frameworkを使った声でブログを書ける機能を追加機能として実装しました。
そして前半課程最終日は、自分の追加機能を発表してみんなで良いと思ったブログサービスに投票して順位を競います。
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発表の様子
最初の2週間は結構ハードスケジュールで大変ですが、2週間頑張った後のビールは最高でした。(疲労と開放感からすぐに酔いました)
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前半課程の打ち上げ

後半課程

後半パートでは実際のチームに配属されて新機能の開発など実際の業務に携わります。僕は、id:snowman_mhくんと一緒にはてなブックマークのアプリチームに配属され、iOSはてなブックマークアプリの開発に携わりました。
具体的には、僕が「クイックブックマーク」という機能を実装して、id:snowman_mhくんが「合わせて読みたい機能」を実装して最終的に2つの機能をマージするような感じで開発しました。詳しくは↓で!
bookmark.hatenastaff.com
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2週間で、開発→申請→リリース→発表 なので結構スピィーディーに開発していきました。僕はチームでの開発経験や実務経験はなかったのでメンターやチームの方々には結構迷惑をかけてしまったなと思っています。でも2週間をとおして、実際の開発の流れなどを経験できたこと、Swift力をあげられたこと、最高の新機能を実装できたこと、本当に貴重な経験だったし、これからのエンジニア人生にとってもプラスになってくると思います。
僕は人生初リリースだったので超嬉しかったです!

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申請 & リリース記念
後半パートでも最終日に4チームが実装した新機能などを発表して、みんなで投票を行い順位を争いました。1位を狙ってプレゼンにも力を入れて頑張りましたが残念ながら3位という結果でした😭
※ブクマ数100倍も達成できませんでした笑
結果は3位でしたが、アプリチームのみなさんの協力でプレゼンや最高の新機能をリリースできたので後悔はありません。
ブクマアプリチームの皆さん本当にありがとうございました。

まとめ

4週間のインターンを通して技術力や知識を上げることができたのはもちろんですが、はてなのエンジニアの方々の姿勢や技術力の高さを見て、自分もこういうエンジニアになりたい!と思いました。また、インターンを通して自分の技術力の無さを痛感したし、今までの勉強のしかたではダメだということがよくわかりました。この1ヶ月で得た経験で満足せずこれまで以上に努力して技術力を向上させていきたいと思います!

おまけ

その他インターンでの出来事などを簡単に紹介して終わります。

ステッカー

めっちゃ色々なステッカーやグッズ貰えます。ステッカー集めるのが好きなので超嬉しかったです笑

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※一部、ステッカーを作った本人じゃない人からもらったモノもあります
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Before After

旅行

2週目の土曜日に社員の方に京都を案内していただきました!

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関西モバイルアプリ研究会

関モバで登壇させていただきました!
Delphi ネタが思った以上に受けたので安心しました。
来年もインターン期間中に何かしらの登壇チャンスがあると思うので是非チャレンジしてみてください!

www.slideshare.net


はてなの社員の皆様、他のインターン生のみんなのおかげで最高の夏にすることができました。
本当にありがとうございました!


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Docker ComposeでRailsコンテナとPostgreSQLコンテナを管理

こんにちは。
最近、電子書籍を読み始めて、住野よるさんの「君の膵臓をたべたい」を一気読みしていたせいで更新が遅くなりました。めっちゃ感動した・・・笑
前回の記事でRailsコンテナとPostgreSQLコンテナをつないでみる部分を書きました。
ishikawa-pro.hatenablog.com
今回は、Docker Composeを使って2つのコンテナを簡単に管理できるようにしてみます。前回の続きを想定して行なっていますので、プロジェクトやDocker image は既に出来ている前提でいきます。

Docker Composeとは
設定ファイルにアプリケーションで利用するコンテナの構成情報を記述しておくことで、複数のコンテナを手動で操作したりせずに、アプリケーションの構築や管理をすることができます。

設定ファイルの作成
早速、設定ファイルの作成をしていきます。設定ファイルはdocker-compose.ymlという名前で作成します。

#docker-compose.yml
version: '2'

services:
  #postgreSQLコンテナの設定
  db:
    #imageを指定
    image: postgres9.3
    ports:
      - "5432:5432"
    #データを永続化させるためのボリュームコンテナを指定する。
    volumes_from:
      - container:postgres-data
    container_name: postgres
  web:
    image: test-app
    ports:
      - "3000:3000"
    #postgreSQLに接続するため、postgresqlのコンテナ名を記述
    links:
      #サービス名:エイリアス
      - db:postgres
    volumes:
      - "Railsプロジェクトのパス":/usr/src/engenius
    #環境変数
    environment:
      - TEST-APP_DATABASE_USERNAME=username #データベースのユーザー名
      - TEST-APP_DATABASE_PASSWORD=password #データベースのパスワード
    container_name: test-app
    stdin_open: true
    tty: true

config/railsプロジェクト内のdatabse.ymlの編集
railsプロジェクトのconfig/database.yml の設定をdocker-compose.ymlで記述した内容に変更します。

default: &default
  adapter: postgresql
  encoding: unicode
  # For details on connection pooling, see rails configuration guide
  # http://guides.rubyonrails.org/configuring.html#database-pooling
  pool: <%= ENV.fetch("RAILS_MAX_THREADS") { 5 } %>
  #docker-compose.ymlで設定した環境変数を入れる。
  username: <%= ENV['TEST-APP_DATABASE_USERNAME'] %>
  password: <%= ENV['TEST-APP_DATABASE_PASSWORD'] %>
  #docker-compose.ymlのlinksで書いたサービス名を入れる。
  host: db

以上で設定は終わりです。

アプリケーションの起動
それでは、アプリケーションを起動させます。データベースは既に出来ている前提です。docker-compose.ymlがあるディレクトリで以下のコマンドを叩きます。

$ docker-compose up -d

-d オプションをつけることで、バックグラウンドで実行されます。それではRailsコンテナに入ってサーバーを立ち上げてみましょう。(コンテナ立ち上がったらサーバーも起動するようにしてもいいと思います。)

$ docker exec -it test-app /bin/bash
$ rails s -b 0.0.0.0

これでアプリケーションが起動したはずです。http://localhost:3000にアクセスしていつもの画面が立ち上がれば成功です。コンテナを落とす場合は、

$ docker-compose down

で2つとも落ちてくれます。

終わりに
とりえあずこれで簡単な開発環境の構築ができるようになったんじゃないかと思います。実際に現場で開発とかしたことないのでプロの方々から見ればツッコミどころ多いでしょうが、今回はこんな感じで終わりです。

最近Rubyスクレイピングするコードを書いたので、次回はそこらへんを簡単に書いてみようかな。

Rails コンテナ x PostgreSQL コンテナ

こんにちは。
126日ぶりに更新します。笑
学校の卒業制作がピークを迎えていた関係で全然遊びでコード書いたり出来てませんでした。働きながら技術ブログとかを書かれている方々はすごいですね。いつも尊敬しながら読んでます。先月の上旬に私の卒業制作はほぼ終わりを迎え、1ヶ月ほど体を休めたのでまた色々と遊びでコードを書いて行きたいと思います。

過去の記事を遡ると、Dockerを使ってPostgreSQLコンテナを作りデータを永続化させたり、Railsのコンテナを作成したりしました。
ishikawa-pro.hatenablog.com
ishikawa-pro.hatenablog.com
今回は、RailsコンテナからPostgreSQLコンテナへ接続してデータベースとして利用する部分を書きたいと思います。
まずは前々回の記事を参考にrailsのプロジェクトを作成します。

$ docker run -it --rm -v "rails-appのパス":/usr/src/ rails-app-generater rails new my_project -d postgresql

今回は、PostgreSQLをデータベースに使うので、-dオプションでpostgresqlを指定する。これでデータベースをSQLiteからPostgreSQLへ変更できます。後は以前作ったDockerfileからDocker buildして、railsコンテナを作成し下のコマンドを実行してコンテナを立ち上げます。

$ docker run -it -v "プロジェクトのパス":/usr/src/my_project -p 3000:3000 --name my_project rails-app /bin/bash

次に、PostgreSQLコンテナを立ち上げます。コンテナの作成は過去の記事を参考にしてください。

$ docker run -it --volumes-from postgres-data -p 5432:5432 -d --name postgres9.3 postgres9.3

これで、2つのコンテナがたちあがりました。(postgres用のVolume コンテナを入れれば3つ)
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では、railsのプロジェクトファイルのconfig/database.ymlに接続先の情報を記述してPostgreSQL につないでみましょう。

default: &default
  adapter: postgresql
  encoding: unicode
  # For details on connection pooling, see rails configuration guide
  # http://guides.rubyonrails.org/configuring.html#database-pooling
  pool: <%= ENV.fetch("RAILS_MAX_THREADS") { 5 } %>
  #ここから下を追記
  username: "ユーザー名"
  password: "パスワード"
  host: "PostgreSQLコンテナのipアドレス(コンテナに入って調べる)"

これで設定は終わりです。次に、Railsコンテナ内に入り、rake db:createを行ってデータベースを作成します。

$ rake db:create

これでdatabase.ymlの設定を間違えていなければ、うまくデータベースができており、railsのアプリを立ち上げればうまくアクセスできるはずです。

$ rails s -b 0.0.0.0

上記のコマンドでサーバーを立ち上げ、http://localhost:3000/にアクセスしてみましょう。おなじみの画面が表示されるはずです。以前は、192.168.99.100:3000にアクセスしていたのですが、ホストOSをアップグレードしたり、Docker for Macのバージョンを変えたりした関係で変わってしまったみたい。本当はDocker Composeを使って二つのコンテナを管理するところまで書く予定でしたが長くなったので今日はここら辺で区切ります。

次回はDocker Composeのお話。